公衆衛生学実習第2弾!
2007.11.13 臨床検査技師科
本校ブログ愛読者の皆さんこんにちは!
今回は渡辺が担当し‘‘公衆衛生学実習の第2弾!‘‘をご案内しますね
写真は大気汚染物質検査として、一酸化炭素測定を自動車の排気ガスで行っている様子です。一酸化炭素は有機物が不完全燃焼したときに発生し、無色・無臭・無刺激のため見分けることが大変難しい気体です。
私たちが生きるためには酸素が必要ですよね。酸素は血液中のヘモグロビン(酸素を運ぶ物質)と結びついて体の隅々まで運ばれます。このヘモグロビンは一酸化炭素との結びつきが強く、酸素の200~300倍と言われています。このため微量であっても一酸化炭素を体に吸い込むと、酸素を運ぶ量が減り体は酸素欠乏状態になります
ですから、一酸化炭素の濃度や吸い込む時間によっては命を失う危険性が高くとても恐い気体です! 毒性は強力です・・・
自動車の排気ガスの他に煙草の煙からも一酸化炭素がどのくらい含んでいるか実習しています。 皆さん真剣そのものです・・・
次回は第3弾として紹介しますね・・・