地球の裏側から
2014.11.25 臨床検査技師科
こんにちは!生化学の澁谷です
今、地球の裏側のボリビアから病理医のカルロス先生が新潟大学に研修に来ていて、先日弥彦の菊祭りを案内してきました。自国では小振りの野生の菊しかないそうで、大振りの綺麗な菊にビックリしていました。
また、日本の紅葉の美しさには感動していました。ボリビアでは黄葉のみだそうです。
弥彦公園もみじ谷
ところで、学内では3年生は夜遅くまで国試勉強、また2年生は専門実習で頑張っています 。
そこで今回は担当の臨床化学実習について紹介します。
病院では生化学検査と呼ばれていて、ほとんどが機械で測定していますが、実習ではそれを試験管と人の手で行います。
血液の遠心分離前と後
血液を遠心分離機に掛けると綺麗な黄色の透明な溶液(血清)が得られます。この溶液には病気を知るのに重要な成分がたくさん入っていて、その濃度を測るのが生化学検査です。
ブドウ糖だけに赤い色
この日は血糖検査です。血清の1滴程度を使ってブドウ糖だけに赤い色をつけます。
色の濃さを測る機械
その色の濃さを分光光度計という機械を使って正確に測り、血糖値を計算します。実習では解糖現象という難しそうな現象についても調べました。
皆さんも、一緒に楽しい実習をしてみませんか?