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感染防止で大変!

2007.06.06 視能訓練士科

いま、あちこちで麻疹(はしか)が流行して大変なことに
なっていますね。
関東ではいつくかの大学で休講になりました。

本校は、さいわい、いまのところ発症者は出ていないよ
うで、ほっとしているところです。油断は禁物ですが。

それでも、臨地実習で病院に出向くため、実習先の病院
や福祉施設から、麻疹の抗体検査とワクチン接種を
求められるケースが急増しています。

先日も、ある病院から、再度、麻疹の抗体検査を実施
してほしいとの連絡があり、子ども時代にかかったこと
がある学生ですが、検査をすることになりました。

子ども時代にかかった、あるいはワクチンを接種したから
といって、現在も抗体があるかどうかは定かでは
ないからです。

皆さんのなかにも、ワクチンを接種したからといって
安心している方もいるでしょうが、接種しても抗体が
できない人がいるんですよ。

視能訓練士科では、数年前から、感染防止のため、
麻疹にかぎらず、風疹・流行性耳下腺炎(おたふ
く風邪)、水痘(みずぼうそう)、B型肝炎の
感染証明書の提出を病院から求められていました。

そうした事情もあり、3年生には臨地実習に出か
ける前に罹患暦の調査と抗体検査、ワクチン接種を
実施しました。

とりあえず、3年生は全員、臨地実習に出かける
ことができてよかったのですが、
もし、抗体ができていなかったことが判明した場合、
実習に出かけられなくなることも考えられます。
そこで、2年次、1年次からの抗体検査・ワクチン
接種をいま、検討しているところです。