感染防止で大変!
2007.06.06 視能訓練士科
![](https://niigata-coll-mt.ac.jp/isen/wp-content/themes/blog_2022/img/twitter_smp.png)
いま、あちこちで麻疹(はしか)が流行して大変なことに
なっていますね。
関東ではいつくかの大学で休講になりました。
本校は、さいわい、いまのところ発症者は出ていないよ
うで、ほっとしているところです。油断は禁物ですが。
それでも、臨地実習で病院に出向くため、実習先の病院
や福祉施設から、麻疹の抗体検査とワクチン接種を
求められるケースが急増しています。
先日も、ある病院から、再度、麻疹の抗体検査を実施
してほしいとの連絡があり、子ども時代にかかったこと
がある学生ですが、検査をすることになりました。
子ども時代にかかった、あるいはワクチンを接種したから
といって、現在も抗体があるかどうかは定かでは
ないからです。
皆さんのなかにも、ワクチンを接種したからといって
安心している方もいるでしょうが、接種しても抗体が
できない人がいるんですよ。
視能訓練士科では、数年前から、感染防止のため、
麻疹にかぎらず、風疹・流行性耳下腺炎(おたふ
く風邪)、水痘(みずぼうそう)、B型肝炎の
感染証明書の提出を病院から求められていました。
そうした事情もあり、3年生には臨地実習に出か
ける前に罹患暦の調査と抗体検査、ワクチン接種を
実施しました。
とりあえず、3年生は全員、臨地実習に出かける
ことができてよかったのですが、
もし、抗体ができていなかったことが判明した場合、
実習に出かけられなくなることも考えられます。
そこで、2年次、1年次からの抗体検査・ワクチン
接種をいま、検討しているところです。