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救急救命士科の実習①

2007.05.09 救急救命士科

みなさん、こんにちは
救急救命士科のかわいです。

GWも終り、今週から全学年で実習が開始されました。
実習は、90分授業×2で行われます。

この時期、実習担当者にはなかなか辛い時期ではあります。
1日の実習が終わると、さすがにクタクタ困惑になります。
でも、実習を終えるにつれ1日1日成長する学生さんをみて
僕たち教員は元気をもらっていますグッド

さてさて、本日は救急救命士科2年生と3年生の実習が行われました。

まずは2年生。学年を2グループにわけ、班毎に別々の実習を行います。
前回も紹介しましたが、今は患者搬送と処置を行っています。
患者搬送のグループは徒手搬送(道具を使わずに人の力だけで搬送する方法)を行っていました。

「人を担ぐなんて簡単さっ!」なんて思う方もいらっしゃるかと思いますが、ところがどっこい、大人一人を担ぐってなかなか大変なんですよ~ショック

体力には個人差がありますので、持ち上げられる人にも限界があります。
ですから、テクニックを身に付けることで、限界域を広げ重い人でも傷病者と救助者の体にかかる負担を最小限にして、楽に搬送できるように実習取り組んでいます。

つづいて、処置の実習。
本日のテーマは三角巾法や包帯法、固定の実習です。
写真は陰圧式固定マットと言いまして、マットの中の空気を抜く事で、さながらギブスのようにカチカチに固まってしまうと言う優れものです。

このように、救急救命士科では多種多様な実習を日々行っています。
次は救急救命士科3年生の実習を紹介します。