救助実習②
2007.07.24 救急救命士科
救急救命士科のかわいです。
引き続き救助実習の報告をします。
救助実習では、レスキューチューブとレスキューボードという器材を使用します。
上の写真がレスキューチューブですが、大人3人くらいがつかまっていても、浮いている事ができます。
写真のように、砂浜に足ひれと一緒に置いておきます。おぼれている人を発見したら、こいつを持って溺者のところへ泳いでいくわけです。
海の中で、足ひれを装着して溺者に向って全力で泳ぎます。
溺者を見失わないようにするためには、ヘッドアップを多用して泳ぎます。
最短距離で行かないとその間に溺者が沈んでしまう恐れもあります。
「大丈夫ですか?」
溺者の手前で、意識の確認をします。そうしないと溺者にしがみつかれてしまい、こちらも溺れてしまいます。
意識がある場合はレスキューチューブを渡し、溺者の腰に巻きつけます。
さあ、ここからが体力勝負!
岸に向って、溺者を引っ張らなくてはいけません。
これがなかなかキツイ・・。
いくら足ひれをしていても、人一人を引っ張るのは重労働です。
意識がない場合は、急いで岸にあげてCPRを開始します。
全力で泳いだ後、溺者を抱えて砂浜まで上げなくてはいけません。
間髪いれずに、反応の確認、ABC・・。CPR開始!
高校時代に部活で体を鍛えていた学生さんたちですが、終わったあとは、さすがに疲れています。
まだまだ、実習は続くよ~
つぎはボードレスキューの様子を報告します
つづく