第15回新潟外傷セミナー④
みなさん、こんにちは
救急救命士科のかわいです。
長くつづいたこのテーマもいよいよこのブログで最後となります。
今回学生として医専から初めて参加した2名の受講生は
無事、実技試験・筆記試験を乗り切ることが出来たのでしょうか?
はじまり♪はじまり~♪
筆記試験は外傷に関する知識やJPTECの概念について出題をされます。
こちらは、事前勉強といった対策が成績に左右する重要なポイントです。
一方、実技試験ですが、模擬患者を相手に現場を想定した形で、実際に流れに沿って活動を行っていきます。
こちらは、練習も大切ですが、医学的な「判断」が要求されるのでなかなか、難しいものがあります。
かわいなどは、このような講習会の実技試験をやたら受けまくって慣れてしまった感があり、最近はあまり負担に感じることはないのですが、初めての時は本当に緊張したものです。
最初は余裕(?)の表情だった学生さんも
試験が近づくにつれだんだん表情が硬くなっていきます。
かわい:「やっているかい?」
学生さん:「大丈夫です」
かわい:「試験がんばれよ(^_^)」
学生さん:「・・やばいです」
かわい:「大丈夫だよ」
学生さん:「先生、JPTECなめてました」
かわい:「まあ、IP取れなかったら半年間卒業が延期になる
だけだからさ」
学生さん:「・・!!」
かわい:「じょお~だんだよっ大丈夫だって」
などと激励しているのか、からかっているのか分からない会話でしたが、そのくらい緊張するんですね。
試験は最初に
・実技試験→筆記試験組 と
・筆記試験→実技試験組 に分けられます。
ほうほう♪
学生さんたちは最初の実技試験組ね。
ほうほう
・・ん?
タスクにきていた救命3年の女子学生さん。
なにかご用ですか?
「・・先生。試験見に行くつもりでしょ?」
どきっ
かわい:「~♪ ~♪♪♪」
学生さん:「先生見に行ったら、○○くん、ますます緊張しちゃうでしょ~かわいそうだよ~」
かわい:「な、なんのことだねさっぱりわからんねぇ
学生さん:「ぶ~、ぶ~、ぶ~、ぶ~、ぶ~、ぶ~、ぶ~」
かわい:「わかったよぉ~そんなにぶ~ぶ~言うなって。行くわけないでしょ?そのくらいの配慮くらいしてますってば」
学生さん:「ほんと~~~~???????(疑)」
かわい:「当然です」
・・作戦失敗。
そんなわけで試験の中身を報告できないので
結果のみ。
IPっ!
お見事っ
タスクとして参加してくれた救命科3年生の学生さんも一緒にパチリ
こうして第15回新潟外傷セミナーも無事終了し、心地よい疲れが襲ってまいりました。
受講生の皆さんも、インストラクターの皆さんも、運営スタッフの皆さんも
本当にお疲れ様でした。
また、医専を会場に外傷セミナーが出来るといいな。
今後とも医専をよろしくお願いします。