救急救命士科の実習②
2007.05.10 救急救命士科
救急救命士科のかわいです。
つづいて、救急救命士科3年生の実習です。
3年生の実習は想定訓練です。
想定訓練とは、救急現場を想定し実際に救急活動を行うというものです。
想定訓練には、救急救命処置や特定行為、医学的知識等の総合的な力が要求されます。想定によって全く対応が変わりますのでその場その場の臨機応変の「判断」が円滑な救急活動を生むひとつのキーワードになります。
救急救命士科の想定訓練は、広いキャンパスが実習室。
教室、廊下、会議室、運動場、体育館、学食、トイレ、あらゆる場所が教室に早変わり。
写真は、屋上で作業をしていた男性が突然倒れ、心肺停止状態であるとの通報内容での訓練です。
日頃から心肺停止の想定訓練は何回も練習していますが、環境が変われば、活動内容もガラリと変わります。
さてさて、いかにして救急活動を展開するか、その実力が試されます。
さらにシミュレーション実習室のグループはロープで傷病者を2階まで引き上げる訓練を行っていました。
お疲れ様でした