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BLSの実習

2010.07.08 救急救命士科

みなさん、こんにちは
救急救命士科のかわいです。

随分とご無沙汰しておりました。
バックナンバーを見ると最後の投稿が4月なんですね

周囲のみなさんから
「最近、ブログの更新がないね~」
との声をよく聞くようになるはずですね。

最近のかわいはと申しますと

日々の業務に追われ、追い詰められ
すっかり心折られてしまっている今日この頃です。

とはいっても、特に何か失敗わけではないんです。

な~んかね

な~~~~んか
力が入らないんだな

う~む
ひさしぶりに投稿しているのに
この緊張感のカケラもないコメント

皆さんはこんな風にテンションがあがらない時どうします?

かわいは気を集中させて「スーパー九州人」になるようにしています。

はいはい。
離れてください。
危ないですよぉ~

では、いきます
せ~の~

はあっ!!!

ふっふっふっふ・・
どうです?
明太子と辛子高菜のオーラが見えるでしょ?

う~しっ!気合はいった!
頑張ってまいりましょ~!

・・などと、くだらない前フリはどうでもいいとして

久しぶりの投稿でもありますし、
ここはマジメに救急救命士科のネタをお送りしましょう。

救急救命士科で最初に学ぶ実技の中の1つに心肺蘇生があります。
救急救命士になるにあたり、必要かつ重要な知識と技術なんです。

昨年まで、同じく救命士科のたかはし先生が担当していたのですが、今年度は3年ぶりにかわいが担当することとなりました。

実習の内容は、主にBLS(一次救命処置)に関する内容なんですが
そこは救急救命士になるための専門学校。
講義の内容も実習の質も、比べものになりません。

とはいっても、入学してまもない救急救命士科1年生が
対象ですからいきなりガチンコ勝負はかわいそう。

最初のほうは、「かわいワールド」を前面に出しながら
たのしく、救急医療に興味を持ってもらえるように
工夫をしながら実習をおこなうようにしています。

うむうむ。

だんだん、実習の雰囲気に慣れてきて、学生さん本来の本性がチラホラ見えるようになってきたことだし。。

では、そろそろいいですかな。

かわい:「じゃあ、ちゅぅ~もぉ~く」
学生さん:「ワイワイ♪ガヤガヤ♪♪」

かわい:「今から実技試験するから」
学生さん:「・・・・・!!?冷や汗冷や汗冷や汗

いや~、見事に緊張感が高まったねハート

学生さん:「先生、マジっすか!?」
かわい:「とーぜんでしょ?ここは救急救命士の学校だよ」
かわい:「有効な胸骨圧迫と人工呼吸それぞれ90%以上成功するようにっ」

学生さん:「簡単ですか?」
かわい:「んなわけないでしょ?必死こいて練習してください」

学生さん:「・・・・・!!?冷や汗冷や汗冷や汗

この試験は、たしかに習いたてのころは大変なんですが
しっかり練習さえすれば、必ず上手になります。

物事を達成したときの達成感と正確な心肺蘇生の技術を身につけていただくために、開設当初から行っています。

昔は心肺蘇生の胸骨圧迫と人工呼吸の比率が15:2だったから
多少は体力的に楽ではあったんですが

現在の方法は、胸骨圧迫:人工呼吸が30:2になりましたので、まあ
きついきつい・・汗

当然、実習の中だけで試験をするのは無理があるので
補講を設けまして、そこでみっちり練習していただきます。

学生さんも汗びっしょりになって、練習をしています。

お~ハート だいぶ上手になったやんかぁ
じゃ、試験やるか?

試験内容は30:2の心肺蘇生を10セット。
90%以上成功率でなくていけません。

はい、がんばれ~

汗をびっしょりかきながら、CPRをがんばる学生さん

結果・・

かわい:「はい合格ぅ~ハート
学生さん:「やったああああ~!!!」

うむうむ。
努力した甲斐があったね
がんばりました

これからも、ともに勉強していきましょう