新潟薬科大学附属医療技術専門学校

視能訓練士とは

What is certified orthoptist?視能訓練士とは?

目の健康を守るスペシャリスト
眼科での目やコンタクトレンズの検査、視能矯正、視機能低下者のリハビリ指導なども行う眼科領域の医療専門職(国家資格)です。スマホ・ゲーム機などの普及による近視の低年齢化や超高齢化社会など、乳幼児からお年寄りまで幅広い年代の患者さんに必要とされる医療職のひとつです。

業務内容

検査
専門知識に基づいた正確な視機能検査により、眼疾患の診断・治療に必要なデータを提供します。
訓練
視覚発達を妨げる原因を早期に発見し、視覚発達を促進するための訓練を実践的に行います。
検診
3歳児・生活習慣病検診など病院以外にも学校や職場などで集団検診を行い、病気の早期発見に貢献します。
ロービジョンケア
回復困難になった視覚(ロービジョン)支援のために、補助具(拡大鏡、遮光眼鏡など)を選定し、使い方を指導します。

視能訓練士の人数は?

眼科医1人に視能訓練士3人が必要とされる中、約13,000人の眼科医に対して視能訓練士は約16,000人。約23,000人も不足しておりニーズが高まっています。

活躍の場

国家資格取得
病院・個人眼科に勤務
大学病院
研究、教育機関の役割も持ち、より先進的な医療提供の場として就職希望者が多い。
総合病院
地域の医療連携の中核を担う、地域に欠かせない大事な場。就職率は安定して高い。
眼科診療所
地域の方々に、きめ細やかな医療を提供する場。近年、就職希望者が増加している。
認定視能訓練士
視能訓練士協会入会
生涯学習制度に登録
教育プログラム受講
5年以上の勤務経験
認定視能訓練士